2013年5月5日日曜日

ピアノライブデビュー


去る4月28日、下北沢の「そばカフェin音倉」で、

福島・南会津と世田谷をつなぐ

震災復興支援・県外避難者の交流カフェ

の集いが開かれた。

 NPO法人環境エネルギー政策研究所・研究員の船津寛和さんの講演の後、被災者の一人として、いわき市から参加した青木由紀子さんの「絵本読み聞かせ」の後、民謡日本一の朝倉さやさんの三味線弾き語りによる生コンサートと続いた。

 実は、朝倉さんのライブの前に、小生が前座のピアノライブに出演した。友人の結婚式などで弾いたことはあったが、このような生のライブ会場で、ピアノを弾いたのは初めてであった。

 熱気に包まれた会場の雰囲気を察して、なじみの深い曲をとの思いで、最初にベートーベンの「エリーゼのために」を弾き、続けてショパンのワルツ作品64の2を演奏した。

 ここで舞台をおりようとしたら、会場から予期しなかった“アンコール”の声をいただいたので、その気になって、十八番のバダツェフスカの「乙女の祈り」を演奏した。

 まあまあのできかな、と思って立ち上がったところ、なんと「ブラボー」の声をいただいた。これには本人もびっくりして思わず両手を挙げてしまった。

 こうして、小生のピアノライブデビューとなった。

 生まれ変わったら何になりたいか?と聞かれると、ピアニストと答えているが、生まれ変わる前に夢を実現させたような気分になり、ひとり悦に入っている。 

 今度は、佐渡裕さんの「題名のない音楽会」(テレビ朝日)から声がかからないかしらん。(調子に乗りすぎていますよねー笑)